失敗しない老人ホーム選びの心構え 3
2000年にスタートした介護保険制度により、入居の際に介護保険から給付が行われるようになったため、以前にくらべると入居しやすくなっています。
有料老人ホームのほとんどが民間事業者によるものなので、サービス内容や料金は、施設によって違いがあります。
入居する方の状況や入居の際の予算などに合わせて、有料老人ホームを選びましょう。
有料老人ホームを選ぶにあたり、「何のために入居するのか」を明確にしておきましょう。
将来介護が必要になった場合のためや、一人暮らしへの不安、同じ趣味を持つ仲間がほしい・・など、いろいろな理由があるでしょう。
選び方は、サービスや費用などはもちろん、すぐに入居することが出来るのか、
規模の大きさ、建物の立地条件、設備や個室など生活環境が整っているかどうか、などを確認していくと、あとあとのトラブルは少なくてすみます。
また、食事のメニューや自炊が出来るどうか、医療体制や介護体制、病院が近くにあるかどうかも重要になります。
パンフレットなどを取り寄せるなどして詳細を確認して、気に入ったところには、見学や体験入居などを行ってみるとよいでしょう。
有料老人ホームの決定は、なるべく間違いのないよう、いろいろな条件を考えたり、施設ごとの情報を得たり、時間をかけてじっくり吟味する必要があります。
しかし、まったく知識のない家族だけで決めることに不安な方も多いはすです。
そんなときは、有料老人ホームの知識や経験を持った方が、入居までのお手伝いや紹介をしてくれる民間企業を利用してみてはいかがでしょうか。
有料老人ホーム入居相談センターや介護施設紹介センター、民間介護施設紹介センターなどを利用することで、
多くの施設や知識を効率よく得ることができ、またいろいろな相談をすることもできます。
有料老人ホームに直接聞きづらい質問や、多くのホームを見学してみたい方、時間がなくてホーム探しがなかなかできない方など、
紹介センターはそれぞれの事情に合った方法で、適切な施設探しを一緒に手伝ってくれます。
有料老人ホーム紹介センターの相談料は無料なので、気軽に問い合わせてみるとよいでしょう。
さて、身近に感じられるようになった有料老人ホームですが、入居するには、それなりの費用がかかります。
入居の際に支払う入居一時金や、毎月の生活費用、病気の治療や趣味などにかかる費用など、生活していくためにはさまざまな場面でお金がかかります。
有料老人ホームに入居したいと希望している場合は、資金計画を立てておくことがとても重要です。
無理のない資金計画をたてて、どのような有料老人ホームが良いのか方向性を決めながら、資金繰りをしていくことが大切です。
入居の際には、料金についてもよく話を聞いておきましょう。
さまざまな有料老人ホームの情報を得て、希望のホームが見つかったら、見学や体験入居をしてみることをおすすめします。
有料老人ホームに体験入居することで、実際のケアや食事などの1日の流れを知ることが出来ます。
有料老人ホームの体験入居は、1泊2日から1〜2週間程度の期間で行われます。
見学は無料ですが、体験入居は費用がかかるので、各ホームに確認してみましょう。
体験入居は、希望があれば何か所でも行うことが出来ます。
有料老人ホーム選びで悩んでいる方は、いくつかのホームに体験入居してから決めるのも方法のひとつでしょう。
有料老人ホームの体験入居では、実際に入居している方と積極的に話をしましょう。
実際に有料老人ホームで行われているケアサービスや食事、設備の使い勝手などを確認する意味でも、入居者の声は一番の情報源となります。
見学では知ることのできない夜間や早朝の騒音の有無、スタッフの対応やホームの雰囲気なども確認することが出来ます。
実際に体験することで、自分に合っているか判断しやすくなりますので、体験入居することをおすすめします。